世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスの流行はパンデミック(世界的な大流行)になったとの見解を表明しました。
※以下はパンデミック表明以前の記事になります。
世界的に感染拡大が止まらない新型コロナウィルス。
それについてWHOのテドロス事務局長は
と述べました。
そもそも、中国湖北省武漢市で発生したウイルスは、中国以外でもかなりの勢いを増し、感染は100カ国以上に広がっており、世界の感染者数は驚きの11万3千人超え!、死者は約4000人に達しました。
そして今回のWHO事務局長のコメントにあったパンデミック。
そんなパンデミックってどれくらい脅威なのか?調べてみました。
パンデミックとは?
ウィキペディアによるとパンデミックとは、
パンデミック(英語: pandemic)あるいは世界流行とは、ある感染症(特に伝染病)が、顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す用語である。
疾患、特に感染症の流行は、その規模に応じて(1)エンデミック、(2)エピデミック、(3)パンデミックに分類される。このうち最も規模が大きいものがパンデミックである。
引用元:ウィキペディア
と、正直ビビりますね。
世界中の感染の規模が最も大きいものがパンデミックと言う事です。
出典:WHO/CDC/APIC
参考までにエンデミック、エピデミックも調べてみました。
エンデミックとは?
エンデミック:endemic:地域流行
特定の人々や特定の地域において、ある程度の割合、ポツポツと的に見られる状態。
地域的に狭い範囲に限定され、患者数も比較的少なく、拡大のスピードも比較的遅い状態。
「流行」以前の段階。風土病もエンデミックの一種に当たる。
引用元:ウィキペディア
エピデミックとは?
エピデミック:epidemic:流行
特定のコミュニティ内で、特定の一時期、感染症が広がること。特に突発的に規模が拡大し集団で発生することをアウトブレイクと呼ぶ。
そしてWHO(世界保健機構)は、ひとつひとつの感染症の、その時点でのパンデミックの状況を6つのフェーズ(段階)に分けて分類しています。
パンデミックによるの?現状の新型コロナの驚異
世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスの流行はパンデミック(世界的な大流行)になったとの見解を表明しました。
中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスですが、当初中国以外の感染比率はわずか1%程度でした。
それが現在(2020.3.10時点)では、約30%まで上昇しています。
その中でも感染が急増しているのが「イタリア」「韓国」「イラン」の3か国です。
WHOのテドロス事務局長は「とても多くの国が影響を受けている。時間の問題かもしれない」とコメントしましたが、その時間の問題とは、パンデミックが起こるまでの事を言ってるように聞こえますね。
しかしWHOは、日本やシンガポールなどは封じ込めに成功している事から「勇気づけられている」と評価しました。
でも、現状の日本は果たして新型コロナを封じ込めているのでしょうか?
毎日毎日感染者が増える一方で、全く封じ込めているとは思えませんが。。。
コロナ対策がぬるいとか甘いとか、さまざまな声が聞こえてきますよね。一体この先どうなっていくのでしょうか?
パンデミックが現実味!WHOのテドロス事務局長が言ってるけどどうなの?まとめ
パンデミックとは、国中や世界中で、感染症が大流行すること。
世界の感染者数は11万3千人超え、死者は約4000人(2020.3.10時点)
この先の封じ込めでこれ以上の感染拡大を防がなければなりません。
各個人が危機感を持って対応しなければなりません。
世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスの流行はパンデミック(世界的な大流行)になったとの見解を表明しました。